template-tag-spacing
ES6では、タグ付きテンプレートリテラルと呼ばれる関数を作成できます。この関数のパラメータは、テンプレートリテラルの文字列と式で構成されます。
タグ付きテンプレートリテラルを使用する場合、タグ関数とテンプレートリテラルの間に空白を挿入できます。この空白はオプションであるため、次の行は同等です。
js
let hello = func`Hello world`;
let hello = func `Hello world`;
ルールの詳細
このルールは、テンプレートタグ関数とそれらのテンプレートリテラルの間の空白に関する一貫性を維持することを目的としています。
オプション
json
{
"template-tag-spacing": ["error", "never"]
}
このルールには、値が"never"
または"always"
に設定できるオプションが1つあります。
"never"
(デフォルト)- タグ関数とそのテンプレートリテラルの間のスペースを許可しません。"always"
- タグ関数とそのテンプレートリテラルの間に1つ以上のスペースを必須にします。
例
never
デフォルトの"never"
オプションを使用した場合の、このルールの不正なコードの例
js
/*eslint @stylistic/template-tag-spacing: "error"*/
func `Hello world`;
不正
デフォルトの"never"
オプションを使用した場合の、このルールの正しいコードの例
js
/*eslint @stylistic/template-tag-spacing: "error"*/
func`Hello world`;
正しい
always
"always"
オプションを使用した場合の、このルールの不正なコードの例
js
/*eslint @stylistic/template-tag-spacing: ["error", "always"]*/
func`Hello world`;
不正
"always"
オプションを使用した場合の、このルールの正しいコードの例
js
/*eslint @stylistic/template-tag-spacing: ["error", "always"]*/
func `Hello world`;
正しい
使用しない場合
タグ関数とそのテンプレートリテラルの間のスペースの使用について通知を受けたくない場合は、このルールを無効にしても安全です。