no-extra-semi
タイプミスやセミコロンが必要な場所についての誤解は、不要なセミコロンにつながる可能性があります。技術的にはエラーではありませんが、余分なセミコロンはコードを読むときに混乱を引き起こす可能性があります。
ルールの詳細
このルールは、不要なセミコロンを禁止します。
このルールによって報告された問題は、セミコロンを削除すると、後続のステートメントが"use strict"
のようなディレクティブになる場合を除き、自動的に修正できます。
このルールに違反する誤ったコードの例
js
/*eslint @stylistic/no-extra-semi: "error"*/
var x = 5;;
function foo() {
// code
};
class C {
field;;
method() {
// code
};
static {
// code
};
};
誤り
このルールに従った正しいコードの例
js
/*eslint @stylistic/no-extra-semi: "error"*/
var x = 5;
function foo() {
// code
}
var bar = function() {
// code
};
class C {
field;
method() {
// code
}
static {
// code
}
}
正しい
使用しない場合
意図的に余分なセミコロンを使用する場合は、このルールを無効にできます。
TypeScript固有
ts/no-extra-semi
このルールは、余分なセミコロンを追加すると、プログラムのASTが実際に変更されるため、「レイアウトとフォーマット」ルールではなく「提案」ルールとして分類されていることに注意してください。とはいえ、最新のTypeScriptフォーマッタは、フォーマットプロセス中に余分なセミコロンを自動的に削除します。したがって、フォーマッタを使用している場合は、このルールを有効にする必要はおそらくありません。