`dot-location`

JavaScriptでは、メンバ式内のドットの前または後に改行を入れることができます。

ドットの前または後に改行を配置する際の整合性は、可読性を大幅に向上させることができます。

var a = universe.
        galaxy;

var b = universe
       .galaxy;

ルールの詳細

このルールは、メンバ式における改行の一貫性を強制することを目的としています。このルールは、メンバ式内のドットの周囲で異なる改行の使用を防ぎます。

このルールは、文字列を1つのオプションとして受け取ります。

デフォルトの"object"オプションでは、ドットがオブジェクトと同じ行にある必要があります。

デフォルトの"object"オプションに対する不正なコードの例

/*eslint @stylistic/dot-location: ["error", "object"]*/

var foo = object
.
property;

不正

デフォルトの"object"オプションに対する正しいコードの例

/*eslint @stylistic/dot-location: ["error", "object"]*/

var foo = object.
property;

var bar = (
    object
).
property;

var baz = object.property;

正しい

"property"オプションでは、ドットがプロパティと同じ行にある必要があります。

"property"オプションに対する不正なコードの例

/*eslint @stylistic/dot-location: ["error", "property"]*/

var foo = object.

property;

不正

"property"オプションに対する正しいコードの例

/*eslint @stylistic/dot-location: ["error", "property"]*/

var foo = object
.property;
var bar = object.property;

正しい

メンバ式内のドットの前後の改行の一貫性に関心がない場合は、このルールをオフにすることができます。